光照寺旅行のご案内 令和6年2月20日
「南無の国 越後(中越地方)を訪ねる」 真宗大谷派 光照寺
住 職 池田 孝三郎
旅行幹事長 平山 正三
旅行幹事 谷口 正司
淡海 雅子
立春が過ぎましたが、まだ寒い日々が続いているなか、春の足音も聞こえてくる今日この頃です。
皆様方におかれましては、益々ご健勝の事とお慶び申し上げます。また、平素から格別のご厚誼にあずかり、厚く御礼
申し上げます。
さて、コロナ下等により、過去5年間光照寺旅行を中止してまいりましたが、6年ぶりに旅行会を再開したいと思い
ます。
つきましては、今回、真宗大谷派三条別院を訪ね、弥彦温泉で日頃の疲れを癒し、親鸞聖人も訪れたと言われる越後
一宮弥彦神社・国上寺、即身仏で有名な西生寺、良寛さんゆかりの地などを訪ねるとともに寺泊の魚のアメ横と言われ
るところで海鮮料理を堪能して頂きたく思います。
この機会に、先人の教え、御徳に触れ、会員同士の親睦を深めるためにも、ぜひご家族・ご縁者をお誘いの上、皆様
方のご参加をお待ちしています。
記
1. 月 日 令和6年5月29日(木) 午前8時30分 JR大宮駅集合
5月30日(金) 午後18時15分 JR大宮駅解散
宿 泊 弥彦温泉 四季の宿 みのや(新潟県弥彦村弥彦2927―1)
2. 乗り物 上越新幹線及び貸切バス
3. コース(予定)
第1日目 JR大宮駅(新幹線)〜JR燕三条駅(貸切バス)〜久唱寺〜燕三条地場産センター(昼食)〜
真宗大谷派三条別院〜大河津分水〜国上寺・五合庵〜弥彦温泉みのや(泊)
第2日目 弥彦温泉みのや〜弥彦神社・宝光院・ばば杉〜弥彦山展望台〜西生寺(即身仏)〜寺泊(魚の
アメ横 昼食)〜良寛記念館〜良寛堂〜西照寺(親鸞聖人座像)〜JR長岡駅(新幹線)〜JR大宮駅
4. 費 用 個人負担 1人 35,000円 (総額の内、個人負担を除いた金額はお寺が補助します)
5. 申 込 参加希望者は、光照寺に電話またはFAXかメールでお申込み下さい。
電 話 048−651−2781 FAX 048−651−2753
メール yasuragi アットマーク beige.ocn.ne.jp
申 込 期 限 令和6年3月25日(月)まで
*参加希望者には、後日詳細資料をお送りします。
FAX申込書 (多人数で記入できない場合は、別用紙に所要事項を記入のうえFAXしてください)
氏 名 |
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住 所 電話番号 |
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参加人数 |
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旅のしおり
1,久唱寺
久唱寺は、真宗大谷派の寺院で、本堂は真宗本廟と同時期に同質の材木等で建てられた、新潟県上越のあるお寺
から譲り受け移築されたもので歴史ある建物であります。
なお、ご住職(橘さん)は、光照寺前住職さんと僧侶学校の学友であった方で、現在も現住職と親交がある関係
の方でもあります。また、今回の旅行に全工程同行して頂きガイドも行って頂く事になっています。
2,道の駅燕三条地場産センター
新潟県燕は、金属加工製品造りで有名な街であり、当センターは広い店内に集結した燕三条の製品8000アイテ
ム以上、約9割が金属製品で、キッチンウエアや包丁などの鍛冶製品が豊富に取り揃えられています。
また、隣接して地場産業振興センターもあります。
なお、道の駅燕三条地場産センター内のレストランで昼食を予定しています。
3,大河津分水
大河津分水は、越後平野を水害から守るために明治42(1909)年工事が始まり、大正11(1922)年に完成・通水し
ました。当時最新の大型機械や最先端の技術が使用されましたが、それでも困難をきわめた工事で、延べ1000万
人の人々の献身的な頑張りのおかげでありました。
なお、この工事には多くの真宗門徒が従事したと伝えられています。
これによって、胸まで浸かる湿田地帯が日本の米どころ新潟の礎になりました。
4.国上寺・五合庵
国上寺は、国上山の中腹にある真言宗の名刹で709年に創建。本尊は行基菩薩の作と伝わる阿弥陀如来像です。
境内には、本堂のほかに、酒呑童子の鏡井戸・義経ゆかりの六角堂・一切経堂・宝物殿などの重厚な建物が建ち
並んでいます。
現在の伽藍は客僧萬元上人により1718年に再建されたと言われています。
また、五合庵は、国上寺境内の林の中にある、間口2間の茅葺の小さな草庵で、良寛さんが47歳(1793)から
20年近く住み、数々の詩歌や書などの作品を残した場所です。現在の庵は1914年に再建されたものです。
5,弥彦温泉(みのや)
弥彦温泉は、300年の歴史をもつ、越後(新潟)の有名な温泉で弥彦山の麓に位置し、春は桜・夏は新緑・秋は紅
葉・冬は雪と四季折々の楽しみがあります。
今回の宿泊の「みのや」は、創業1701年の老舗宿で、人気を誇る展望露天風呂からは弥彦山が一望でき、贅沢な
ひと時を堪能することができます。
6,弥彦神社・宝光院・ばば杉
弥彦神社は、越後一宮で万葉集にも登場する古社で大正5年に再建されました。祭神は天香具山命(天照大神の曾
孫)で、この地に塩の作り方、漁業や農作の技術を伝えたといわれています。昭和57年上越新幹線開通を機に奉
建された日本最大の鳥居(高さ30,16m)があり、縁結びのご利益があるといわれています。
近くには、元弥彦神社の神宮寺(元禄10年分離)であった宝光院があり、弥彦神社の本地仏であった阿弥陀如来像
を本尊としています。また、裏山には県の天然記念物のばば杉(樹齢千年)があります。
7,弥彦山展望台
弥彦山は、弥彦神社の祭神天香具山命を祀った山として古くから人々の崇敬を集め、山全体が弥彦神社の神域と
なっています。標高634mの山で、九合目にある公園で高さ100mのパノラマタワーや展望レストランがあり、
眺望が素晴らしく越後平野及び日本海が一望できます。
8,西生寺(弘智法印即身仏)
西生寺は、真言宗の寺院で本尊は上品上生阿弥陀如来仏であります。弥彦山中腹の海側に位置する大自然に囲ま
れた静かな環境の中にある山寺で、1300年の歴史と伝統を持つ越後屈指の古刹として、また即身仏霊場として多
くの人が参拝をしています。
即身仏は、日本最古の即身仏で弘智法印即身仏と言われています。弘智法印は鎌倉時代に千葉県の農家の次男と
して生まれ、子供時代にお寺に預けられて僧侶となり、その寺の住職まで務め、仏教伝道のため全国を行脚、各
地に寺院を建立、高野山でも修行をしました。その後、即身仏になる決意をされ、この西生寺の奥の院を修行の
地と決め、修行の後、即身仏になられたと言われています。
9,寺 泊(魚のアメ横)
寺泊は、新潟県の中央に位置し、日本海に面した国道402号線沿いに、通称「魚のアメ横」と呼ばれる海産物市
場が軒を連ねています。鮮魚店やお土産店など11店舗が並び、地元寺泊港や出雲崎港に揚がる生鮮品はもちろ
ん、冷凍や加工品も含めて新鮮で安い魚の宝庫です。店先では新鮮なイカやホタテやエビなどの旬の魚介を焼い
て販売しているので立ち食いなどが楽しめます。
なお、魚のアメ横の「中央水産 まるなか食堂」で昼食を予定しています。
10,良寛記念館・良寛堂
良寛記念館は、江戸後期出雲崎で生まれ、江戸時代を代表する禅僧であるとともに詩人・書家でもあった良寛の
作品が展示されており、風光明媚な虎岸ヶ丘に建ち、和風建築の優美な回廊からは日本海を一望できます。
良寛堂は、記念館より徒歩で5・6分のところにある、生家橘屋の屋敷跡に建つお堂で、海を背景にした堂内に
は、良寛が肌身離さず持ち歩いたと言われる枕地蔵をはめ込んだ多宝塔があり、自筆の歌も刻まれています。
11,西照寺(親鸞聖人座像)
西照寺は、真宗大谷派の寺院で、当寺は慶長7(1602)年に開山された、宗祖親鸞聖人の高弟「二十四輩」の一人
である西念によって開基された信濃の国(長野県)布野の長命寺から分寺し、転々とした後、最終的に現在地に移
転されたものです。本堂は、定住後火災に遭い延宝9(1681)年に再建され現在に至っています。ご本尊は、親鸞
聖人座像の木像で寛保3(1743)年に西念ゆかりの寺「円静院(京都)」から譲り受けたもので、昭和35年に国の重
要文化財に指定されています。この像は、鎌倉時代末期のもので全国に現存する親鸞聖人木像のうち、唯一の重
要文化財であります。
(当寺は観光寺院ではなく、一般の寺院であり重要文化財でもあるため、ご住職さんが立ち会いされれば拝見が叶います。不在の場合は不可)
以 上