平成28年6月8日

各位

光照寺旅行のご案内

       『世界遺産五箇山と、妙好人 赤尾の道宗を訪ねて』

〜 北陸新幹線に乗って、富山・金沢へ 〜

                                                       真宗大谷派 弘興山 光照寺

                                                                                         住職   池田 孝郎

                                                                                   護持会会長   佐々木玄吾

                                                                                   旅行幹事長   谷口 正司

 

謹啓、時下ますます為法ご精進のことと推察いたします。平素より格別のご尽力を賜り厚くお礼申し上げます。

光照寺の旅行は、前々回は九州を、前回は初めて地元の埼玉県を旅して参りました。今回は、「世界遺産五箇山と妙好人 赤尾の道宗を訪ねて」と題して、北陸路を旅してみようと企画をまとめましたので、ご案内いたします

 北陸は、真宗王国とよばれ浄土真宗と関係の深い名所旧跡が沢山あります。

 世界遺産五箇山と、蓮如上人を師と仰ぐ妙好人赤尾の道宗の足跡を行徳寺と道善寺に訪ねます。

 うっすらと白く化粧をした立山連峰や、赤や黄色に色づいた紅葉などには少し早いかもしれませんが五箇山の集落をガイドの案内で散策いたします。

 また、井波彫刻の素晴らしい井波別院にも参拝いたします。

 翌日は、加賀百万石の城下町金沢へ。風情ある街並みと前田家が振興した伝統工芸や食文化に触れたいと思います。

 昨年開通した北陸新幹線に乗って、まだまだ注目の集まっている富山・金沢への旅路です。今までに行ったことのある人もない人も皆様が楽しめ、また行ってみたいと思うような旅を企画しています。

 幹事一同、皆様のご参加をお待ちしております。謹白

 旅行期日:平成28年10月29日(土曜日) 午前8:00に大宮駅集合

           10月30日(日曜日) 午後6:50頃に大宮駅到着・解散

           新幹線以外は、すべて貸切バスを利用

  1日目  大宮駅〜富山駅(北陸新幹線) (昼食) 行徳寺 道善寺 - 五箇山(相倉

集落) 井波別院瑞泉寺 砺波ロイヤルホテル ご法話 (夕食・宿泊)

ご法話は、佐々木玄吾先生 講題 『道宗、近江の湖を一人してうめよ』(予定)

  2日目  ホテル 鈴木大拙館 金沢兼六園 (昼食) ひがし茶屋街

近江町市場 金沢駅〜大宮駅(北陸新幹線)

 参加費用:29,800円/一人(小学生は半額、未就学児は無料)

 申し込み:参加を希望する人は、光照寺にご連絡ください。

     電話(048-651-2781)またはFAX(048-651-2753)まで

 申込期限:平成28年9月10日

      (ご参加の方には、旅行の詳細情報を別途ご案内いたします。)

 

旅行地の観光情報

 

「行徳寺」

行徳寺(ぎょうとくじ)は、蓮如上人(1415年〜1499年)を師と仰いだ妙好人の「赤尾の道宗」が、永正10年(1513年)に開基した寺です。道宗はこの地に生まれ蓮如上人に師事し、浄土真宗を故郷の五箇山の隅々にまで広めました。山門は鐘楼堂と山門を兼ねた鐘楼門となっています。建築年代は18世紀の建築と推定されています。

 

「道善寺」

赤尾山 道善寺(どうぜんじ)は、五箇山に念仏を広めた赤尾道宗によって創建されたお寺です。本殿の右手奥には「とやまの名水 丸池」があります。

 

「五箇山(相倉集落)」

一歩足を踏み入れると、美しくてどこか懐かしい日本の原風景に引き込まれる五箇山相倉合掌造り集落。日常を忘れ、四季折々の景色に包まれると、なぜか心が落ち着きます。

 

「井波別院 瑞泉寺」

八乙女山の麓にある真宗の古刹。かつては一向宗の中心として栄えた。広大な境内に格式高い堂塔が並び井波彫刻発祥として数々の彫刻がほどこされている。 はじまりは、本願寺第5世綽如上人の開創の後小松天皇勅願所です。

 

「鈴木大拙館」

鈴木大拙師は、金沢が生んだ世界的な仏教哲学者です。その書や写真・著作を展示し、足跡を広く伝える文化施設です。

建築は、3つの棟と3つの庭からなる空間を回遊することによって来館者それぞれが鈴木大拙師について知り、学び、そして考えることが意図されています。国際的な建築家である谷口吉生氏が設計しています。

 

「兼六園」

百万石前田家の庭園として造られた特別名勝・兼六園は、水戸の偕楽園、岡山の後楽園とともに、日本三名園の一つに挙げられます。国際的な建築家である谷口吉生氏の設計。五木寛之著「朱鷺の墓」の舞台としても知られています。

 

「近江町市場」

始まりは1721年。以来、約290年、金沢の食文化を支える「市民の台所」として親しまれています。平成21年4月に「近江町いちば館」が誕生。日曜営業も始まり、新たな賑わいを見せています。