2026年 1月1日 元旦 午後1:00〜2:00頃 本堂にて
●勤行と年頭法話
2025年度、夏は年々、更に猛暑続きで人間が生きていられる暑さなのかと多くの人が汗をかきながら思わされたことです。自然界の出来事に人間はどこまで対処できるのであろうか。むしろ快適な生活、暮らしを求めることが罪なのかとも思うことがしばしばあります。いつでも「生きる」ということを考え、その根本は「いのち」とは何かと常に問いかけられています。だれもが満足した「いのち」をいきたいと願いながら、思いもよらず様々な出来事に直面して苦悩します。
「一所懸命頑張って、お金や地位や物では満足せず、自分が願っていることが叶わず、思い通りにならず、あれが悪い、あの人さえいなければ、こんなことになっていなかった。そもそも自分とは何なのか。」そういう思いが常に覆っています。しかし、人間の奥底にあり、私を突き上げて止まないものがあります。それは、「私が私でありたい、本当の人間になりたい」と。「いのち」に目覚めていきたいという深い欲求があります。仏さまはそのことをじっと待っておられ、見つめておられます。私が私でよかったと云える私に常に出遇う、様々な縁によって支えられ育まれている、「いのち」の大きな背景に手を合わせ、限りある娑婆にあって無限の世界を仰いで歩んでいくことを念ずることです。(住職)
新年の幕開けをご縁の皆さまと共に迎えて参りたいと存じます。是非、ご参詣下さいますよう心よりお待ち申し上げております。 合掌